この記事では、デスクワーク中にできる、眼精疲労を軽減させるツボ押しをご紹介します。
毎日の仕事中にも取り入れられるものを厳選しました。
「今まさにお仕事中で目が疲れている。。」「眼の疲れを少しでも和らげたい・・」
という時に、押してほしいツボを3つ紹介します。
今回は、目の疲れに対してよく使われるツボの中でも、
探しやすく、分かりやすい場所にあります。イラストを参考にしながら、ぜひ覚えてみてください。
まず合谷です。ツボセルフケアが好きな方は知っている方も多いのですが、
万能穴として重要なのでしっかり場所を確認しいきましょう。
手の甲にあり、親指と人差し指の間を指で触り、手首の方へ撫でていきます。
この時、第2中手骨の際の近くにツボを見つけることがポイントになります。
ツボの位置としては、「第2中手骨の長さの真ん中」なのですが、これはあくまでも目安です。
イラスト(合谷)のように、このあたりを押して気持ちよく感じられるところ、または骨際でツーンとした感覚の出るところが、合谷です。
肩こりや腕の疲労が強い方は、このツボがとても痛いことがありますので、その場合は優しくほぐすように
ツボ押しをしてください。
次に、太陽です。
このツボは、眼精疲労からくる頭痛、視力低下、表情のこわばりにも効果が期待できますので、
美容の面からもぜひ取り入れたいツボです。
太陽のツボは、目尻と眉毛の外端を結ぶ真ん中を基準にして、そこから親指の幅分後方にあります。
ちょうど、目尻と眉毛の間を触り、少しだけ後ろに指を滑らせると、骨の凹みがあり、指の腹がストンと落ちる場所があります。
そこが、太陽です。目の周りにありますが、「側頭筋」というこめかみの筋肉にもつながるツボですので、
目の疲れだけでなくこめかみ部の頭痛(偏頭痛様の症状)がある方、噛みしめ癖のある方にもおすすめです。
ツボに人差し指と中指を添えて、くるくると回す様にツボをマッサージします。
押して気持ちが良い場合は指圧でも良いので、3秒間ほどの指圧を3回行ってみると効果が感じられます。
3つ目のツボは、攅竹です。
眉毛の内端にあり、眼窩という眼球が入る骨のくぼみのキワにあたります。
ここのツボの近くには、顔面の皮膚を支配している神経(三叉神経)が走っています。
押して痛みが出る場合は優しくほぐす様に、指の腹でくるくるとマッサージすると気持ちが良いですよ。
眼球が近くにあるので、眼球を押し潰してしまわない様に注意しながら、骨のきわをうまく刺激できると
すっきり感が出やすく、もっとも即効性を感じられます。
丁寧にツボ押しをしてみましょう。