こんにちは。のぞみです。
春から新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「東洋医学に学ぶ身体を大切にする暮らしのコツ」を紹介します。
春に頭痛、自律神経失調、のぼせ、イライラ、目の疲れ、疲れが取れないといった症状がでる方。生活を見直すキッカケが見つかると嬉しいです。
●東洋医学での春とは?
東洋医学では、季節の移り変わりを「陰陽のバランスの変化」として考えます。
冬は陰の気が多く、夏は陽の気が多いのです。
3月20日の春分はちょうど陰陽のバランスが一緒で、昼と夜の長さが同じになる日。
4月は、その春分も終わったあとの、今まさに陽のエネルギーが増えている時期。
この時期の自然界では、新しい草木が芽生えます。
冬に活動をしていなかった生命が動き出します。
●発陳(はっちん)
“春を「発陳」とし、春陽上昇とともに潜気発散し、天地の間に万物みな発生する“
『素問:四気調神大論』
東洋医学の言葉で、「発陳(はっちん)」は、
新しく変わっていく様子、眠っていたものが活動的になる様子を表します。
自然界のこの動きと、人の身体は同じリズムで動きますので、
春暖かくなってくると、身体は外向きの気持ちが多くなります。
新しいことを始めたくなったり、
やる気が出てきたり、
動きたくなってくるのです。
春の、この「新しいことをしたい」
という気持ちを、邪魔しないことが、
心地よく春を過ごすことに大切なのです。
これを邪魔をする心のブロックがある時は
「いや、そんなことしてもうまくいかないかもしれない」
「やるなら完璧にやりたい、ちゃんとやりたい」
と言ったり、自分の行動を押さえたり。
あえて、自分が苦しくなることをする。
この状態のまま春を過ごすと、気持ちの滞りが生まれます。
もともと活動的な春のエネルギーが滞ってしまい、
体の中で余った「陽気の偏り」を生み出します。
これが、イライラやのぼせ、動機、自律神経失調症のような症状につながってしまいます‥
春は、身体の活発な活動を応援するのがいい。
●自分を抑え込むものをできるだけ無くす
例えば、
✔︎締め付けのきつい服装をしない
(ゆったりとしてね)
✔︎自分や周りへルールを決めすぎない
(ゆるりとした気持ちで)
✔︎やりたいことは我慢しない
(のびのびと行動しよう)
そして、早寝早起きが大切。
元気に朝を迎えられるようにすること。
1日を活動的に過ごすためには、その準備が必要です。
✔︎遅く寝ても、朝は早起きしましょう
✔︎特に寝る直前までのスマホはよくない。
消耗した状態で、頑張り続けると、5月ころには
エネルギーがなくなっています・・・
こころと身体がのびのびとしたがっていることに気づいたら、
それを邪魔せず、気持ちよく行動していきましょう。
春からの新生活、応援しています🌷。