ー今、あなたがやっているトレーニングにひと工夫加えるだけで、「ちゃんと」効果を上げることができます。どんな運動にも応用できる考え方なので、運動スキルの底上げになります。ー
・見た目は同じトレーニングをしているのに、何故か効果の現れ方が違う!
・本や動画を見て真似てやっているが、効果がイマイチ。効いている感覚がない。
・せっかくトレーニングをやるならちゃんと効果をあげたい。
こんな方に知ってもらいたい、身体感覚を磨く方法を紹介します。
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身体感覚チェック
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身体感覚を磨く方法
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トレーニングに一工夫
身体感覚チェック
何故同じトレーニンングをしていて、効果に差が出るのでしょうか?「ターゲットの筋肉をしっかり意識して使えているかどうか」これが、効果の差になります。(トレーニング自体が合わない・からだを痛めている場合を除く)
あなたは、ターゲットの筋肉を意識して使える?意識の仕方がわからなくて使えてない?
チェックしてみましょう!
まず、腕を降ろした状態で立ち、そのままの姿勢を保ちます。
次の①~⑤の部位を意識して「その部分だけに」力を入れられるかどうかを確かめます。
ポイントは、姿勢が崩れたり、関節を動かした勢いで力を入れないこと。
①「二の腕」に力を入れてみてください。
②「胸」に力を入れてみてください。
③左右の肩甲骨を 肩が上がらないように 寄せてみてください。
④右のお尻にだけ力を入れてみてください。
⑤右の内ももにだけ力を入れてみてください。
①~⑤の1つでも力が入れられなかった方は、その筋肉を意識して動かすのが苦手になっています。力が入っているかわからない時には、空いている手で狙った部位を「触って」確かめましょう。
触ったところの筋肉が収縮してかたくなり、盛り上がってきます。
身体感覚を磨く方法
それでも力が入らない!という方は、狙った筋肉に「圧」を加えます。先ほどの5つの部位に、一つ一つ「触って圧をかけ」ながら同じように①ー⑤をやってみてください。少し強めで圧を加えてみて、動かせるようであれば徐々に圧を減らしていきます。
これを繰り返すことによって、身体感覚が増した各部位の筋肉を動かせるようになり、トレーニングの時に意識して使いたい筋肉をしっかり動かせるようになります。
「力が入らないところ」は、その部位のトレーニングの効果がでにくい可能性があります。または、普段からうまく使えていない部分として、脂肪がつきやすい・血行が悪くなりやすい部位になっていることも。
トレーニングに一工夫
トレーニングというのは、目的の動作、筋肉があります。
その狙いたい部位に対して、身体感覚を磨く方法で紹介した、「触圧刺激」を使って狙った筋肉を意識できるようにしてから、トレーニングを行います。
意識できずに続けてしまうと、トレーニングしているつもりの筋肉が働かず、他の筋肉が代償して働いてしまっていたり、力が分散して効果半減となります。
今の自分を超えるための身体感覚アップ法として、取り組んでみてください!