ー 4月から5月に現れやすいトラブルを知って賢く対処 ー
春に起こりやすいトラブル。あなたはいくつ当てはまりますか?
☑︎のぼせ ☑︎頭痛 ☑︎頭がボーッとして集中できない
☑︎抑うつ気分 ☑︎情緒不安定 ☑︎イライラして肩が凝る
春に起こりやすいこれらのトラブルがどうして起こるのか?
「東洋医学」の観点からこれを知ることで、
自分でバランスを取ることのヒントにしてみてくださいね。
①春の感情は「怒」
いつも頭に血が上ってイライラ。
人前で出せない小さな怒りが積み重なって、
家族に怒ってしまったり
自分にぶつけたり。
これは、春の季節に起こりやすい。
そして、そのまま頭痛やのぼせにつながります。
イライラするのは自分の性格の問題だと思ってしまうと、
そんな自分に余計腹が立ってしまいます。
②春のあたたかさに身体がついていけない
春は温かくなってきて、陽気がいっぱい。
ということは、人の身体の中の陽気(熱のエネルギー)も増えて行きますね。しかし、冬の間に身体を冷やしたり体力を消耗している人、ストレスが強い人などはこの温度変化にうまく対応できない時があります。
この時に現れるのが、
「ふわふわ」「のぼせ」「イライラ」「頭痛」「めまい」など。
春の陽気が身体とうまく馴染まずントロール不能に。
つまり、イライラしやすくなっているのは春の陽気に振り回されているだけだったりするのです。
③「陽気」は上に集まる
温かい空気や温度の高いものは、「上」に集まります。
暖房をつけると部屋の天井近くが先に温まってしまうように。
お風呂のお湯も熱い湯は水面に上がり、ぬるい湯は下に行きます。
人のからだも同じ。陽気が身体の頭の方へ集まってしまう。
身体の熱のバランスが崩れた状態なので、
この不均衡をとっていくことが
症状のケアになる、ということ。
④春はのんびりした気持ちで過ごすのが良い
春は、ストレスによる症状が出やすい時期であることを理解して、
新年度色々と変化がありそれだけでも体にはストレスとなります。
ゆっくり、ゆったりと、やりすぎないようにを意識しましょう。
お風呂のお湯も、ゆっくりかき混ぜると温度が一定になりますよね。
そんなイメージで、
ゆっくりと体を動かしてください。
スポーツなどの激しい運動は必要ありません。
散歩の時間を取り入れたり、
深呼吸するタイミングを作ったりするだけで、
身体の熱のバランスが整いやすくなります。
積極的に、やらなきゃを手放して
シンプルに過ごしてみてくださいね。