・お尻のたるみが気になる!
・反り腰、猫背、姿勢の悪さが気になる!
・骨盤周りを引き締めたい、骨盤を整えたい!
こんな方におすすめのトレーニングをご紹介します。
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- 陰と陽とは
- からだの陰陽バランス
- 太ももとお尻の陰陽トレーニング
・陰と陽とは
さて、この「陰陽」の意味を簡単に解説します。陰と陽、影と光、月と太陽、水と火など、様々なモノには、対になる性質の相手が存在します。そして、この陰陽はバランスが保たれていると良いとされます。
そして、人の身体で考えたのが下のイラストのあるような分類です。
からだの、表と裏、内側と外側、お腹と背中。
つまり、からだに歪みや姿勢の悪さなどが現れるのは、うまくつりあっている「バランス」が崩れた状態なのですね。
・からだの陰陽バランス
そして、今回のテーマ「お尻や太もも」の周りの筋肉も「陰・陽」で考えると、次のイラストのようになります。
骨盤周りで、「陰」といえば、内もも(内転筋群)や、太ももの前側(大腿四頭筋)です。
そしてバランスをとる「陽」として考えるのが、お尻の筋肉(殿筋群)や、太ももの後ろ側(ハムストリングス)になります。
「ふともも」とは、1つの大きな筋肉できているわけではありません。前、後、内側、外側とそれぞれの面にそれぞれの筋肉があります。
バランスよく使って、陰陽を整えていくと、不自然な形ではない、健康的なバランスの良いお尻を作っていくことができます。
身体の「陰陽」のバランスを整えて、お悩みを解消しましょう!
・太ももとお尻の陰陽トレーニング
本記事で紹介するトレーニングは、リンク:「トレーニング効果をあげる方法」で紹介した、筋肉をしっかり意識して使う「触圧刺激」を応用していきます。
1)スタートポジション
足幅は、肩幅よりやや広めにし、カカトを支点にしてつま先を斜め外側に向けます。背中を伸ばしたまま、背中が丸まらないように気をつけながら、膝をつま先の方向へ曲げて、腰を下げて行きます。(膝が内へ入らないように注意)
2)「陰のトレーニング」
太ももの内側・前側を意識して使う(内転筋群、大腿四頭筋)
①スタートのポジションを取ります。
②膝の上においた両手で膝の内側から内ももを撫でながら膝を伸ばしていきます。
③股関節の前までしっかり意識して、内ももを使う意識で膝を伸ばしきります。
①②③これを10回繰り返します。
2)「陽のトレーニング」
太ももの外側・後側を意識して使う(ハムストリングス・殿筋)
①スタートポジションを取ります。
②膝の上においた両手で膝から太もも外側を撫でながら膝を伸ばしていき、後面を意識して使います。
③膝の後ろからお尻、股関節の後ろ側までしっかり意識して、「お尻」をしっかりと意識して膝と股関節を伸ばします。
①②③これを10回繰り返します。
最後に、1)2)を交互に行ってください。
交互に意識できるということは、ターゲットにする筋をしっかりと使えているので、トレーニングの効果がワンランク上がります!同じ動作でも、触るラインが変わるだけで「意識できる筋肉」がはっきりと変わります。
短時間で骨盤周りの筋バランスを整える「陰陽トレーニング」で健康的な美脚を作りましょう。